ふるさとの財 近江の在来野菜誌

(ふるさとのたから おうみのざいらいやさいし)

[商品コード.book0775]

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在来野菜は、豊かな食文化を担う「生きた文化財」。
近年、地域文化の再評価や環境意識やスローフード運動の高まりとともに、在来野菜をつかった郷土料理が見なおされ、その活用と栽培復興の動きも出てきている。
本書は、10年の年月をかけて著者が滋賀県の在来野菜30品種を守ってこられた方々を訪ね歩き、特性や謂われ、栽培法と料理法、苦労や楽しみを聞きとり、さらに自分でも栽培して個々の特徴を考察した労作。
在来野菜に関心がある方、おいしい野菜を求める方、農作物の現状と行く末に関心を寄せる方たちに、野菜にまつわる文化や歴史が楽しめ、在来野菜の価値が発見できる本としてお薦めしたい。

◆【本書に掲載された近江の在来野菜(品種)】
伊吹大根/山田ねずみ大根/山かぶら/入江カブ/赤丸かぶ
小泉紅かぶら/大藪かぶら/信州カブ/北之庄菜/日野菜
守山矢島かぶら/蛭口カブ/万木かぶ/近江かぶら/高月丸ナス
杉谷なすび/下田なす/よのみとうがらし/杉谷とうがらし
弥平とうがらし/水口かんぴょう/杉谷うり/なりくらマクワ
高月菜/尾上菜/鮎河菜/豊浦ねぎ/宮野ネギ/坂本菊/秦荘のやまいも


◆著者プロフィール◆
長 朔男(おさ・さくお)
1939年京都府加佐郡大江町(現福知山市)生まれ。滋賀県草津市在住。退職後、滋賀大学大学院教育学研究科修士課程修了。近江の自然、地域文化に深く関心を持って滋賀自然環境研究会、滋賀の食事文化研究会、滋賀植物同好会などに所属してセカンデリライフ活動。執筆した主な共著『食べ伝えよう滋賀の食材』『芋と近江のくらし』『近江植物風土記』(サンライズ出版)『近江植物歳時記』(京都新聞社)など。

定価 1,760円
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(特に記載のない場合は送料無料)
ISBN 9784763807755
出版年月日 2023年02月28日
著作者 長 朔男
ページ数 184
判型 A5判
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付与ポイント 16 ポイント
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