らくちぅブログ

教えて!山中先生(第2回)

15/10/05

自分の老後をどのように過ごすか、不安や悩みを抱えている人も多いはず!そんな疑問・質問に文化センターで高齢期の住まいや資金に関する講座を担当されている山中先生がお答えします。

Q.老人ホームといっても様々ですが、大きく分けると、どんな種類がありますか?

A.短い文章で説明するのは難しいので、ぜひ講座に来てほしいのですが(笑)、概略を述べてみましょう。まず、画像(下記画像参照)のようにおおまかな分類をしてみました。しかし、高齢者の住まいは、さまざま「切り口」での分類ができるので、明確にスパッと説明できるものではありません。老人ホーム、介護施設、高齢者住宅などの呼び名がありますが、これも特に定義があるわけではないので、一度それは横に置いといてください。高齢期の住まいを選ぶ際に、最初に考えることは、「自立で元気なうちに住替えるのか」「自宅で頑張って、介護が必要になれば介護施設に移るのか」です。これは全く違う住まいを探すことに等しいのです。そして「予算」が大きく関係しますが、公的施設なのか民間施設なのか。介護サービスは施設から提供されるほうがいいのか、必要になれば自分で選んでみつけるのか。この他にも条件によって対象となる住まいは違ってきます。図にあるものは、全てを網羅していませんが、おもだった高齢者の住まいの種類です。これから住まい選びをする方は、この基礎知識から必ず身に付けてほしいと思います。

Q.それぞれにかかる費用はどのくらいですか?

A.これも難しい質問ですね(苦笑)。公的施設(特養ホーム、老人保健施設、療養病院など)は税金などの補助金も入っているために、比較的安価に入居できますが、今年の介護保険改正でそのメリットも少し薄れてきています。個人の収入や資産に応じて負担度合が変わりましたので、かなり個人差があるのが現状です。おおよそですが、公的介護施設の場合、1ヶ月食事や介護、居住費を含めて10万円程度が必要となるでしょう(個人差あり)。民間施設の場合は、公的介護保険を利用した介護費用は1割(2割)負担でいいのですが、居住費や食費などの生活周辺は実費ですので、公的施設に比べると高くなります。めやすですが、介護型の廉価なタイプで1ヶ月20万円前後、高額なタイプだと40~50万円する場合もあります。さらに入居金はゼロから数億円のところまで、ピンからキリです。ただし、費用だけで選ぶのは非常に危険です。高いから良いとは限りませんが、安価なところは何か費用を削っている可能性が高いのです。介護の品質とのバランスを充分考えることが重要です。老人ホームの費用についても、講座で解説していますので是非お越しください。

つづく…

もっと詳しく知りたい方は10月18日(日)に開催する「これからの高齢社会をを乗り切るために!介護と老後の資金計画」の講座をおすすめします。

介護と老後の資金計画

HP