◎出版センターから『新刊』のお知らせ◎
20/10/30
皆さま、めっきり秋めいてまいりましたが、いかがおすごしですか。さて、出版センターから、新刊のお知らせをいたします。 読書の秋到来！ 気候も心地よく、夜長のこの機会に、ぴったりの一冊ですよ。
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廃校になった小学校に残されたピアノ。それは大正時代に地元の人々が子供たちのために寄贈したボヘミア製のピアノだった。
一台のピアノがたどってきた長い道のりをテーマにした物語が生まれました。
新刊「京都風音ピアノ100年の物語 ～この町で生きている～」を、11月1日（日）から京都新聞販売所および京都新聞出版センターＷＥＢサイトで先行予約販売します。
時は1910年、ボヘミア地方(現チェコ共和国)の工場で作られたピアノが主人公。華やかなサロンや演奏会での活躍を夢見るピアノですが、そんな折、ヨーロッパ中を巻き込む大戦争が始まってしまいます。ピアノは混乱するヨーロッパから運び出され地球をぐるり、やがて京都の小さな学校へ寄贈されました。ピアノは、それぞれの場所、時代ごとに様々な人びとと出会います。そして大正、昭和、平成と、絶えず移り変わる100年の時の流れをつぶさに見つめつづけます。やがて迎えた21世紀。廃棄処分の恐怖が迫るなか、ピアノの運命はどうなるのでしょうか。
カラー挿し絵を随所に配し、若い人には新鮮なファンタジー、年配の方にはどこか懐かしさを感じさせるフィクション作品となっています。
〇タイトル「京都風音ピアノ 100年の物語 ～この町で生きている～」
〇文・絵 隅垣 健
〇発売日 11月1日（日） ※書店での販売は11月中頃予定。
〇定価 本体１,８００円＋税
〇Ａ5判、オールカラー、424頁
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