らくちぅブログ

教えて!山中先生(第3回)

15/10/12

 自分の老後をどのように過ごすか、不安や悩みを抱えている人も多いはず!そんな疑問・質問に文化センターで高齢期の住まいや資金に関する講座を担当されている山中先生がお答えします。

Q.老人ホームに入居したい!でも、その前にしておくことは?

A.しておくべきことは、本当にたくさんあります!このご質問も短い文章で簡単に説明できないので、ぜひ講座にお越しいただきたいのですが、まずは基礎知識をきちんとつけた上で、自分自身の条件を固め、

①条件に合った施設に資料請求

②資料をよく吟味して施設へ見学

③必ず入手しなくてはいけない資料を入手

  (例:重要事項説明書など)

④候補が固まってきたら体験入居

⑤経営状況などの総合的な確認

講座では、②の施設見学の仕方、③の重要事項説明書の見方(ちょっと難しい資料)、⑤の経営チェックの仕方、などテーマ別に解説しています。「難しい」と思うことも、勉強してみると「なるほど!」と思えることがたくさんあります。ぜひ講座に一度参加してみてください。

 

Q.重要事項説明書…難しそうですが、ここだけは確認しておくべき項目は?

A.項目が多い資料ですので、やはり簡単に説明できないのですが(^_^;)、「重要」とついているぐらい本当に大切な情報がいっぱい詰まっています。重要事項説明書は、老人福祉法第29条で交付が義務付けられています。入居を検討したい人は、この資料をもらう権利がありますので必ず早めにもらってください。この中には、施設の設備や料金に関することはもちろん、従業員や現在の入居者にどのような人がいるか、協力関係にある病院はどんなところか、クレームがあるときの相談先はどこか、入居や退居の要件はどんなものか、など他にもたくさん『重要』なことが入っています。ただ、ちょっと専門用語があったり、数字の見方に悩んだりするのですが、説明を聞くと必ず理解できます。こちらもぜひ受講してみてください。

続きは、10月18日(日)に開催する「これからの高齢社会を乗り切るために!介護と老後の資金計画」の講座で!残席わずか!お申し込みはお早めに。

【京都新聞文化センター ☎075(213)8141】

介護と老後の資金計画

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