京の学塾(まなびや) 山本読書室の世界

(きょうのまなびや やまもとどくしょしつのせかい)

[商品コード.book0729]

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 江戸時代、都に数多く存在した学塾のなかで唯一、今も資料がまとまって市内に残る山本読書室。
本書は、2015年4月から本紙朝刊1面に1年間掲載された連載企画を一冊にまとめたものです。江戸から明治まで120年間続いた本草漢学塾・山本読書室の膨大な資料から、当時の豊かな教養世界を伝える356点をカラー写真とともに紹介しています。
 書籍化にあたり、2014年に明治維新のキーマン岩倉具視関係など「重文級含む史料数万点 下京の土蔵で発見」と各紙が一斉報道したなかから、「西南戦争の暗号表」「徳川慶喜・和宮の哀訴状原本」をはじめ、貴重史料10点を選び、カラー写真とともに詳しい解説を追補しました。
 パソコンもスマホもない時代に、読書と博物観察を通してつながった知的社会の一端がうかがえ、今後、本資料の公開とさらなる研究が待ち望まれます。

◆正誤表◆
本書に下記誤りがございました。お詫びして訂正いたします。
8頁 6月9日 
誤 先人言行録(せんじんげんごうろく)
正  先人言行録(せんじんげんこうろく)

76頁 11月11日
 誤 父祐玄も章夫の知人。
 正 (削除)
大淵常範は祐玄、常範の父は友玄と称していました。祐玄と友玄とを混同してしまいました。山本章夫は大淵常範(祐玄)の父(友玄)とは交流がありませんでした。

144頁下段 左から6行目
誤  岩倉の談
正  岩倉の断

117頁下段 6行目
誤 弘化四年(1847)四月十一日
正 弘化四年(1847)四月十六日

定価 2,970円
送料 送料は個々の商品説明に記載
(特に記載のない場合は送料無料)
ISBN 978-4-7638-0729-8
出版年月日 2020年01月28日
著作者 松田清(京都大学名誉教授)
ページ数 176
判型 B5変型
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